歯がゆい言葉 「消費増税」

2014年4月から、消費税が5%から8%に引き上げられました。

増税案が出た当初から、とくにメディアを中心に「消費増税」という言葉がしきりに使われました。

しかし、この言い方、どこか違和感を覚えませんか。

かといって、「消費税増税」では、「保険を付保」すると言うように、重複感があって美しくありませんね。

考え付くところでは、「消費税率引上」が正確ではないかと思います。

しかし、冗長になるせいか、この表現はあまり見かけませんね。

簡潔さにも価値がある

ウェブサイトや新聞の見出しには、「〇文字以内に収めなくてはいけない」と、文字数に制限があります。

例えば、Yahoo! Japanのトップページ見出しは、最長13.5文字となっています。

これは、一目みてパッと認識できる限界だそうです。

Yahoo!の見出しは13.5文字まで(2014年8月7日版より)


「増税」という言葉自体にインパクトがある

「消費増税」のケースでは、「増税」という言葉自体に大きなインパクト(特にネガティブなインパクト)があるので、無理にでも使われているのではないかと考えられます。

「引上」では、中性的な印象があり、批判的なニュアンスなども薄いでしょう。

こんな事情もあってか、簡潔で、インパクトのある「消費増税」という言葉がメディアに採用されたのではないかと思います。

正確さだけが言葉の価値なわけではない好例ですね。

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コメント: 1
  • #1

    Mitsue Gagne (水曜日, 01 2月 2017 20:45)


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