良い・普通・悪い
英語で3~5段階評価を表すには
こんにちは!翻訳会社のオフィスペンギンです。
英語でアンケートや評価表をつくるとき、「良い・普通・悪い」といった評価スケールをどう表現したらよいのか悩む方は少なくありません。
ここでは、英語で3段階評価、4段階評価、5段階評価をどう表すことができるか、実際によくあるパターンを集計のうえ例示して、解説したいと思います。
英語で3段階評価を表現するには
英語で3段階評価(良い・普通・悪い、として解説)を表すには、次のような方法があります。各パターンは、よく見た順に並べています。
- Excellent
- Good
- Poor
- Excellent
- Good
- Average
- Excellent
- Average
- Poor
最高評価「良い」に対しては "excellent" をよく見かけましたが、"great" "very good" をあてることもできます。
「普通」に対しては "good" "average" をあてることが多いです。ただ "average" は文字通り「平均的」の意味もありますが、ネイティブからすると普通以下に使用される印象が強いようです。
最低評価「悪い」に対しては "poor" または "average" がよくあてられます。"poor"は「貧しい」のイメージが強いかもしれませんが、他にも「ひどい、悪い」の意味もあります。
また、例えば教育の分野などでは 次のようにネガティブなワードを使わないケースもあります。
- Great
- Very Good
- Good
日本語でも「たいへんよくできました/よくできました/がんばりました」のように、ポジティブに表現することがありますね。
3段階評価で迷ったら
Excellent/Good/Poor
英語で4段階評価を表現するには
次に、英語で4段階評価(大変良い・良い・普通・悪い、として解説)を表現する場合を見てみましょう。
- Excellent
- Good
- Average
- Poor
- Excellent
- Good
- Satisfactory
- Poor
- Excellent
- Great
- Good
- Fair
- Excellent
- Very Good
- Good
- Poor
- Excellent
- Good
- Fair
- Poor
- Great
- Good
- Fair
- Poor
4段階評価になり表現のパターンが増えましたが、最高評価「大変良い」に対しては同様に "excellent" がよくあてられています。
"satisfactory" は「満足な」という意味です。"Fair" は「まぁまぁ」「そこそこ」という意味です。
4段階評価で迷ったら
Excellent/Good/Average/Poor
英語で5段階評価を表現するには
最後に、英語で5段階評価(大変良い・良い・普通・悪い・大変悪い、として解説)を表現する場合です。
よく見た順に並べていますが、パターンが多いため、下位はたまに見かけるぐらいです。
- Excellent
- Very Good
- Good
- Average
- Poor
- Excellent
- Very Good
- Fair
- Poor
- Unacceptable
- Awesome
- Excellent
- Good
- Average
- Poor
- Outstanding
- Excellent
- Very Good
- Average
- Below Average
- Outstanding
- Excellent
- Very Good
- Satisfactory
- Below Average
- Outstanding
- Excellent
- Very Good
- Average
- Below Average
- Outstanding
- Very Good
- Satisfactory
- Marginal
- Unsatisfactory
- Excellent
- Very Good
- Good
- Fair
- Poor
- Excellent
- Good
- Fair
- Poor
- Very Poor
5段階評価を英語で表すパターンはたくさんあります。
最高評価「大変良い」に対しては "excellent" "outstanding" "awesome" がよくあてられます。その次に "very good" がくれば、"excellent/very good/good/XXXX/XXXX" のようにきれいに続きます。
"below average" は「普通より下」、"unacceptable" は「受け入れられない」、"unsatisfactory"は「満足いかない」の意味です。
"marginal" は「ギリギリの」の意味がありますが、使い方によっては差別的なニュアンスを含むことがあるので、わざわざ使うことはないように思います。
また、英語の非ネイティブも評価するのであれば、"marginal" のような見慣れないワードを使用するのは避けたほうが良いでしょう。
5段階評価で迷ったら
Excellent/Very Good/Good/Average/Poor
英語でお悩みでしたらぜひオフィスペンギンにお問い合わせください(^^)!
Goodには「普通」のニュアンスもある
英語のGoodは「良い」以外にも、「まぁ良いんじゃない?」「まぁそれなりだね」のニュアンスがあります。そのため、評価スケールでは「普通」として使用することができます。
Excellent以外の最高評価の表現
最高評価「大変良い」に対しては "excellent" を使用するケースが目立ちました。
ですが、もっと感動的に素晴らしいと表現したいなら "outstanding" や "awesome" を "excellent" の上位に置くこともあります。
上記のパターンからは、各単語の程度は「outstanding=awesome>excellent」と読み取れますが、これはあくまで評価スケールにおいて並列しているときに成り立つ関係です。
そのため、実際の英会話では「excellentよりoutstandingの方が程度が大きい」と言い切ることはできません。どのワードも、その程度は主観によるところが大きく、文脈を見る必要もあります。
「普通」に対してNormalは使わない
「普通」の英語といえば "normal" が思いつくかもしれませんが、評価スケールにおいて "normal" はほとんど使用しません。"ordinary" も同様にほとんど使用しません。
「普通」に対しては "good" "Average" "Fair" をあてるのが一般的です。
また、上記のパターンでは出てきませんでしたが "OK" "Okay" をあてることもあり、ネイティブからすると普通か、普通よりもやや上のニュアンスがあるようです。
GoodとAverageはどちらが上?
"good" も "average" も「普通」にあてることができます。しかし、同時に使用する場合には「good > average」が成り立つことが上記のパターンから読み取れます。3段階評価の解説でもふれましたが、"average" には普通以下のニュアンスがあります。
ただ、これはあくまで評価において並列しているときに成り立つものです。
「悪い」に対してBadはあまり使わない
「悪い」といえば "bad" が思いつきますが、英語での評価においてはあまり "bad" を目にしないように思います。
しかし、絶対に使えないわけではなく、good/average/bad のように表現することもあります。"bad" は直接的な表現でトゲがあるように感じますが、評価スケールが長かったり(5段階以上の評価など)、より客観的な評価であったりする場合には、使っても自然です。
ただ、特に意図がなければ、「悪い」に対しては "below average" や "poor" を使うのが無難です。
・・・
実際には「良い/悪い」以外の評価もあり、また何を翻訳するにも背景や文脈などをとらえる必要があります。翻訳でお困りでしたら、ぜひオフィスペンギンにご相談ください(^^)
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